2024年9月号特集② すぐに使える英語フレーズ いろいろな気持ちを表現しよう

2024年9月号特集② すぐに使える英語フレーズ いろいろな気持ちを表現しよう

 日常よく使われる英語のフレーズは、比較的、簡単なワードで構成されているものが多く、皆さんが知っている単語もたくさんあります。いろいろなフレーズを覚えて、英語を楽しく学びましょう!

【Lesson1】気持ちを伝えるフレーズ

感謝と謝罪の気持ちを表す日本語はたくさんありますね。それと同じように、英語にもいろいろな表現があります。

感謝を伝える

状況に合わせて、Thank you very much.に代わるフレーズを使ってみましょう。

カジュアルな場面で
 ●Thank you anyway. (とにかく)ありがとう。
  
結果はどうあれ、ひとまず感謝の気持ちを伝えたい時に。
 ●That’s really nice of you. ほんと親切にありがとうね。

心から感謝の気持ちを伝えたい時に
 ●I can’t thank you enough. あなたには感謝してもしきれません。
  
直訳は「私はあなたに十分に感謝できない」“I can’t~.”で「~してもしきれない」という意味に。
 ●Please accept my sincere thanks. 心から感謝いたします。
  *please accept … どうか受け入れてください  *sincere … 誠実な
 ●Thank you from the bottom of my heart. 心を込めて感謝いたします。
  *from the bottom of my heart … 心の底から

謝る

I’m sorry.以外のフレーズを覚えましょう。

カジュアルな場面で
 ●It’s my fault. 私のせいよ、ごめんね。
  ▲fault(過ち)の代わりに mistake(間違い)を使うことも。
 ●That was wrong of me. 私が間違っていました。

謝罪の気持ちをより丁寧に伝えたい時に
 ●I’m terribly sorry to be late. 遅れて本当に申し訳ございません。
  
“terribly”を使うと“so”や“very”よりも感情が伝わる表現になります。➡「ワンポイントLesson」参照。
 ●Please accept my apologies. どうかお許しください。
  
直訳は「どうか私の謝罪を受け入れてください」
   *apology … 謝罪

【Lesson2】いろいろな感情を表すフレーズ

うれしい、悲しい、腹が立った……。感情を表すフレーズを覚えて、いろいろな気持ちを表現しよう。

喜ぶ「うれしい!」

志望校に合格!
 ●I feel like walking on air. 天に昇るほど幸せな気分。
 
大好きなアーティストの入手困難なチケットがとれて
 ●I’m tickled pink. 最高の気分だわ。
  *be tickled pink … うれしくてたまらない
 
念願だったロンドンへの留学が決まって
 ●I’m over the moon! とってもとってもうれしい!
 
作文コンクールで最優秀賞に選ばれ
 ●I couldn’t be happier! これ以上の幸せはありません!

パパから「妹が生まれた」と聞いて I’m jumping for joy! 心からうれしい♪

悲しい「落ち込んでいます……」

先生に叱られた I’m feeling blue today. 今日は(悲しくて)ブルーです……。

なかなか立ち直れなくて
 ●I’m filled with sorrow still now. 今もまだ悲しみに満ちています。
  *sorrow … 悲しみ
 
大切にしていたものを失って
 ●My heart is choked with sorrow. 悲しみに胸がつぶれる思いです。
  *choked with sorrow … 悲しみに打ちひしがれる
 ●I ran out of tears. 泣きすぎてもう涙も出ない。

怒る「腹が立つ」

約束を破られた……!
 ●I felt really pissed off. 本当にむかついた。
  *pissed off … 腹を立てる
 
無関係なのに怒りを向けられて
 ●He takes it out on me. 彼は私に八つ当たりする。
  *take it out on~ … ~に八つ当たりする
 
堪忍袋の緒が切れた!
 ●This is the last straw! もう我慢の限界!
  *the last straw … 最後のわら

▲英語のことわざ「It’s the last straw that breaks the camel’s back」に由来(“大量の荷物を載せたラクダの背に、最後に載せるのがたとえわら1本であったとしても、限度を超えるとラクダの背骨が折れてしまう”という意味)。ここから「耐えられる限度を超える=堪忍袋の緒が切れる」という表現に。

相手の言動が頭にきて
 ●I saw red at his bad behavior. 彼のひどい振る舞いに激怒した。
  *see red at~ … 〜に激怒する

怒り爆発!  My Mum blew her top to me. 母は私に怒り狂った。

【Lesson3】「〇〇が好き」というフレーズ

自己紹介で、自分が好きなことや、はまっているものを言う時などに使ってみましょう。

●I’m big on cooking. 私は料理が大好きです。
  *be big on~ … ~が大好きです
●I have a weakness for chocolate. チョコレートに目がないんだ。
  *have a weakness for~ … ~に目がない(大好きだ)
●I’m a big fan of his writing. 私は彼の著作の大ファンです。
●He’s into Shogi. 彼は将棋にはまっています。

My Dad is addicted to golf. 父はゴルフに夢中です。  *be addicted to~ … ~に中毒になる(中毒になるくらい好き)

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