• 特集①

関塾タイムス12月号 特集 ロボットたちがミッションに挑戦! ―「目的外使用ロボットコンテスト」レポート

物をつかむ、ジャンプして段差に飛び乗る、バスケットボールをする――。

2025年9月2日~5日に開催された「第43回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2025)」(一般社団法人日本ロボット学会主催)のオープンフォーラム「目的外使用ロボットコンテスト」に登場したロボットたちです。ロボットにはそれぞれ“与えられた仕事”がありますが、このコンテストでは、自分の“仕事”ではないミッションにロボットがチャレンジ! 頑張る姿を小中学生たちに見てもらいました。そして一番良かったと思うロボットに投票、「目的外使用ロボNo.1」を決定しました。その模様をレポートします。

【第43回 日本ロボット学会学術講演会】

1年に1度開催。国内の大学や企業などに所属するロボット研究者や開発者、団体がロボット研究のおもしろさを熱く語り合い、近年の取り組みや成果を発表。2025年は東京科学大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)で行われ、発表数859件、来場者数は4日間で1940人に上りました。

得意なのはどんなコト? 参加ロボットを紹介

「目的外使用ロボットコンテスト」には、レスキューロボットや水中ロボット、食べられるロボットなど全部で8体が出場しました。まずはそれぞれの得意なことを紹介しましょう。

いろいろなミッションに挑戦 こんなコトもできるよ!

投票&表彰式

デモンストレーションとミッション挑戦のパフォーマンスが終わった後は、いよいよ投票開始! 自分の魅力をアピールし、子どもたちの心をつかんだロボットは果たして­――