- 特集①
「失敗したことのない人間というのは、挑戦したことのない人間である」(アルベルト・アインシュタイン)、「大失敗を恐れぬ者だけが大成功を手にできる」(ロバート・ケネディ;ジョン・F・ケネディの実弟、政治家)――失敗に関する名言はたくさんあります。
失敗するからこそ、ヒトは学び、成長し、前へと進んでいけるのです。
今回は関塾の先生方に、「忘れられない失敗」についてのアンケートにご協力いただきました。
失敗から得た教訓や、その経験をどう活かしたか、また、落ち込んだ時の気分転換法や関塾生の皆さんへのアドバイスもいただきました!
大学入学共通テストの本番で、一番得意科目だった英語で大失敗……。いくら得意科目でも、1日30分くらいは勉強するようにしましょう。
(岩手県 Dr.関塾盛岡本宮校 I・H先生)
遠方の大学に試験を受けに行った時のこと。気分が舞い上がってコンビニで美味しそうなものをたくさん買い、ホテルの部屋で一人で宴会を始めてしまいました。
翌朝目が覚めたのは、当時正午から放送されていた人気番組『笑っていいとも!』が始まる15分前。呆然としましたが、コーヒーを飲んで、いったん落ち着くことに。その後、「せめて1科目くらいは受けておくか」と試験会場に行ったものの門前払いに……。
合格発表の日は私より母の方が緊張。父はケーキを買ってきてくれましたが、いうまでもなく「残念会」となりました。学校に結果を伝えると、校長先生は「入試には魔物が棲んでいるからな~」と。本当にその通りだと痛感しました。
皆さんへのアドバイスは、受験本番は朝起きてからの行動をイメージしておくといいということと、不測の事態が起きても慌てず騒がず、平常心を心がけること。入試にはどんな魔物が潜んでいるかわかりません!
(埼玉県 Dr.関塾高坂駅前校·森林公園駅前校 K・M先生)
受験当日、体調を崩し会場に行くのが遅れてしまったことがあります。それまでしっかりと勉強に取り組んでいたので「余裕をもって行動していれば……」と何度も考えました。
この経験以来、早めに準備し、時間に余裕をもって行動することを心がけています。失敗したら落ち込むこともありますが、「次はどうすればうまくいくか」を考えるようにしています。
受験生の皆さんは、試験会場までの行き方を確認したり、体調管理を意識したりすることも大切です。受験当日は自分の力を最大限発揮できるように、準備は抜かりなく行いましょう。
(埼玉県 Dr.関塾久喜東校 S・Y先生)
第一志望、第二志望の大学があったものの、その時、自分の中で「確実に大丈夫そう」と思える大学を受験しました。大人になってからも“あの時、もし挑戦していたら……”と思うことがしばしばあります。自分の実力を見極めることは大事ですが、皆さんには限界を決めずに、目標に向かって自分が納得できる挑戦をしてもらいたいです。
(埼玉県 Dr.関塾久喜東校 M・R先生)
私立文系の大学を受験する際、「数学が苦手だから数学受験はしない」と決め、過去問題を確認しないで出願しました。しかし、出願後に数学の過去問題を見ると、思ったより解きやすく、むしろ“数学を受験していた方が高得点を狙えたかも”と気づき、とても後悔しました。
皆さんは、自分の能力を過小評価して可能性を狭めることはしないでください。
(東京都 Dr.関塾世田谷駅前校 I・H先生)
受験生の時、ちょっと息抜きにと軽い気持ちで始めたゲームをやめられなくなり、時間を無駄にしてしまいました……。
勉強時間と休憩時間のメリハリをつけるのが苦手な人は、休憩時間は頭を休めることに徹し、ゲームなどに手を出すのはやめましょう。
(岩手県 Dr.関塾盛岡本宮校 A・T先生)
得意科目の勉強を「得意だから大丈夫」と全くしないでいたら、受験であまりよい点数がとれませんでした。
皆さんにも得意な科目、苦手な科目があると思います。得意な科目もおろそかにせず、勉強する比率を工夫して取り組み、受験を乗り越えましょう!
(三重県 Dr.関塾松ヶ崎校 O・A先生)
入試直前まで過去問題に全く取り組んでいなかったので、制限時間や形式について何もわかりませんでした。
受験生は必ず過去問題に触れるべし! 受験の時、時間配分の感覚や学校ごとの傾向がよくつかめるからです。早めに取り組んで志望校合格に近づこう!
(三重県 Dr.関塾松ヶ崎校 S・N先生)
問題文をよく読んでいなかったため、自分の思い込みで回答して、見当違いな答えを書いてしまった……。時間が気になって急いでいても、問題文はしっかり読みましょう。特に国語は思い込みに要注意。解く順番や手順を改善すれば、時間を短縮できますよ。
(岩手県 Dr.関塾盛岡本宮校 Y・S先生)
模擬試験がイヤでずっとサボっていたため、自分の学力がよくわからず、ギリギリまで志望校を決められませんでした。
このことから、どんなにイヤでも自分の立ち位置を客観的に知ることは、最終目標への最短の近道だと実感。思うような結果が出なくてつらい時こそ、息抜きをしながら勉強を継続することが大切です。
(岩手県 Dr.関塾盛岡本宮校 S・M先生)
大学受験に向けて勉強していた高3の夏、数学の記述式模試で0点をとってしまいました。
部分点をもらえるのではと甘く考えていたので、「0点」の衝撃はとてつもなく大きかったです。それまでの受験勉強が中途半端でぬるいものであったことに気づかされました。
それからは本気で受験勉強に取り組み、2次試験の直前まで数学の添削指導を毎日受け、志望大学に合格。教師になることができました。
自己成長のためには“自分は何ができていないのか”という現実に向き合うことが必要で、それなくして本気のスイッチは入らないと学んだ、忘れられない出来事でした。
関塾生の皆さん、数学で0点をとってしまっても本気で頑張れば数学教師になれます。あきらめずに、なりたい自分を目指してください。
(岩手県 Dr.関塾盛岡本宮校 M・K先生)
英検2級の勉強を2週間前から始めてしまったことです。皆さん、つい油断したり、自分は大丈夫だと思ったりせずに、現実を見ましょう。一人で学習するのが難しい時は、誰かに手助けしてもらうといいですよ。
(東京都 Dr.関塾世田谷駅前校 K・Y先生)
英検3級を受けた時、試験内容を十分確認していなかったのでライティング試験を受け忘れ、不合格になってしまったことが。「勉強していたのにもったいないことを……」と大後悔。
この経験から、事前に試験内容や流れをしっかりと確認することも大切だと学びました。どんなことでも準備を怠らず、一つひとつ確認してから行動することの大切さも実感。
私のようにもったいないことをしないよう「確認」「準備」はしっかりと。落ち込んだ時はランニングなどで体を動かし、汗を流して気分転換しています!
(和歌山県 Dr.関塾御坊たから校 N・G先生)
部活に打ち込んでいた時のこと。部活が終わって帰宅すると疲れ果て、なかなか勉強できない日が続きました。その結果、いつの間にか周りに差をつけられてしまい……。
どんなに疲れていても、5分、10分でもいいから毎日勉強することが大切ですよ。
(千葉県 Dr.関塾成田飯田校 N・A先生)
過密な学習計画を立てたところ、達成できずに終わり、自分を責めてしまいました。皆さんは冷静に自分を俯瞰し、目標までの距離を把握して、実現可能な計画や目標設定を!
(千葉県 Dr.関塾成田飯田校 A・K先生)
中学1・2年の時は、あまり集中して授業を聞いていませんでした。そのせいで中学3年になった時、中1~中2で学んだ内容がまったくわからず、焦って、人一倍勉強しました。
関塾生の皆さんに伝えたいのは、今はあまり重要ではないと思うことも、学ばないままでいると後々、大きなハンデになる可能性があるということ。今できることに最大限、力を尽くすことが、未来の自分への貯金になります。《今を全力で生きることが、人生の貯金になる!!》。
(和歌山県 Dr.関塾御坊たから校 M・K先生)
オーストラリアのカカドゥ国立公園に行った時のこと。遊覧飛行を予約していたはずが、飛んでもらえませんでした。理由は、ガイドさんが話す英語の説明を聞き逃していたからです。
現地ツアーに参加して、2日間ずっと英語にどっぷり。「あれっ!?」と思って尋ねた時にはすでに遅し。「もう行かないよ」と言われてしまい、大ショック!
現地ツアーはいろいろな発見があって魅力的ですが、参加する私たちは“外国人”です。文化や対応の仕方など日本との違いを理解したうえで楽しむことが大事です。もちろん英語はしっかり勉強しておきましょう!
(埼玉県 Dr.関塾久喜東校 Y・K先生)
学生時代にアメリカ旅行をした時、ホテルや飲食店のトイレでハンドソープやペーパータオルを渡してくれる人がいました。利用者はチップを払わなければならないのに、そうとは知らず何も渡さなかった私……。
その人たちは「チップをよこさないなんて日本人はとんでもない!」と思ったでしょう。日本人全体のイメージを悪くしないために、海外へ行く時は、渡航先の文化や慣習などを事前によく調べ、知っておくべきだと痛感。まさに《郷に入っては郷に従え》ですね。
(埼玉県 Dr.関塾久喜東校 I・Y先生)
小学生の時、初めてお米を炊いたら、水の量を間違えてお粥に……。その時のわが家のメニューはカレーで、家族で「お粥カレー」を食べました。何事も基本は大事ですネ!
皆さんも勉強や運動などで、苦手なこと、自信がないことがあると思います。でもくじけずに、まずはやってみること、それが成功への近道です! 続けるうちにコツがつかめたり、できることが増えて自信がついたりするはず。失敗を恐れずに挑戦してみましょう。
落ち込んだ時は、私はからいものが好きなので韓国ラーメンを食べてやる気を奮い立たせています。皆さんもやる気を奮い立たせる何かを見つけてみてはいかがですか?
(山梨県 Dr.関塾都留文科大学前校 N・Y先生)
教師になりたての頃、全校生徒に16㎜映写機で映画を見せるため、前日に確認していた時のこと。誤ってテープを切断してしまい、目の前が真っ暗に……。
この時ふと、テープは修復できることを思い出し、部屋を探し回って修復器具を発見。手順通りに作業するとテープは見事回復し、映画鑑賞会も無事、行うことができました。
テープは修復できる――この知識があったおかげでピンチを切り抜けられたのですが、この知識を得るのに役立ったのが読書です。私は読書が好きで本をたくさん読んでいて、どこかにテープ修復のことが書かれていたのを覚えていたのでしょう。それが私を救ってくれました。
読書は知識を増やし、思考力を鍛え、視野を広げ、人生を豊かにしてくれる、至高の楽しみだと思います。
(和歌山県 Dr.関塾御坊たから校 T・T先生)
テストで、序盤の問題に時間をかけすぎ、終盤の複数の問題が解けなくなってしまいました。
1つの問題にこだわって複数の問題を落とすと、結果的に1つの問題よりも多くの点数を失います。テストの時は、できない問題は早めに見切りをつけ、次の問題に進む判断が必要な時もあります。
(東京都 Dr.関塾世田谷駅前校 T・Y先生)
徹夜で臨んだ定期テスト。集中力が続かず、ひどい点数でした。毎日少しずつでも学習しておけばよかったと後悔しました。
テストでは日頃の学習習慣の成果が出ます。その習慣が身についていない人は、とにかく自習しに関塾に来てください。わからない問題があったとしても、すぐきける環境にいることは絶対にプラスになります。
一人で悩まず、教室長や講師をどんどん頼ってください!
(東京都 Dr.関塾世田谷駅前校 K・K先生)
中学の時の定期テストで、前日に一夜漬けで勉強したことがあります。たくさんの情報を頭に叩き込み、「これで大丈夫だ!」と自信をもってテストに臨みましたが、いざ本番になると、眠気と疲れで集中できず……。徹夜で覚えた内容もなかなか思い出せませんでした。
特に社会は、直前に覚えた内容といろいろな情報が混ざってしまい、似た用語を間違えて書いて失点……。もちろん結果は散々でした。
一夜漬けは“勉強した気”にはなれても、本当の実力や、よい結果には結びつきにくいということです。やはり計画的に学習することが大切ですね。睡眠時間の確保も必須です。
私は落ち込むことはめったにありませんが、気分が晴れない時は、リビングの照明のシーリングライトにBluetoothを接続し、天井から音楽を再生して気分転換しています!
(神奈川県 Dr.関塾川崎京町校 N・S先生)
公式の暗記しかしていなかったのでテストで問題が解けませんでした……。大事なのは、公式をただ丸暗記するのではなく、解き方を理解すること。そうすれば忘れることがなく、応用問題にも対応できます。
(和歌山県 Dr.関塾御坊たから校 Y・M先生)
小学生の頃から囲碁を学んでいます。小4の時に出た大会で、今でも忘れられない苦い出来事がありました。決勝戦でのこと。対戦相手の妨害があり、ついイライラしてルール違反をしてしまいました。結局、無効試合となり、やり直した試合で結果的に優勝……したものの、今でも「イライラせずに冷静でいたら、最高の思い出で終わったのに」と思っています。
この経験で学んだのは、「どんな時でも落ち着いて冷静に周りを見る力が大切」ということ。囲碁大会に限らず受験会場でも同じことで、会場には大勢の人がいて皆、違うことをします。そんな中でも自分が落ち着ける方法を見つけておくことが大切です。例えば、音楽を聴く、深呼吸をするなど自分なりのリラックス法があれば、どんな時でも落ち着いて周りを見て、自分の力を発揮できるでしょう。
(東京都 Dr.関塾世田谷駅前校 T・K先生)
1時間後に提出期限が迫っているプリントをコンビニで印刷しようとしたら、USBメモリーにデータを入れるのを忘れていて唖然としました。
何事も余裕をもって行動し、トラブルが起きた時は落ち着いて、相手に一報を入れましょう。
(和歌山県 Dr.関塾御坊たから校 Y・K先生)